工夫次第の職住接近型住まいで仕事の能率をアップできる業態

パソコンや情報通信端末機器の普及によってサラリーマンの中には職場まで毎日出かけて行って仕事をする生活スタイルが変わりつつある人が増えています。職場でパソコン等を操作して仕事することを外出先や自分の住まいで出来る時代ですから、毎日の通勤に使う時間を有効に使えるし、体力消耗も防げるので、仕事の能率の向上することが期待されるわけです。但し、住まいで仕事を行うに当たっては家庭生活の延長戦で行っては時間だけ過ぎてしまう羽目にもなるので、家族と話し合い、時間を決めて仕事中は別室に入って業務のことに集中することを徹底しなければいけません。従って、家族はその間、本人が在宅していない積りで生活する必要があるので、住まいのスペースにそれだけの余裕がなければ自宅近くにSOHOを借りたり、シェアハウスを利用したりする必要があるわけです。
中には、IT関連のソフト開発企業のように首都圏本社から遠く離れた山間部や海浜部等、静かに開発事業に専念できそうな地域の中古住宅を住まい兼事務所として、従業員が長期間生活しながら仕事し、実効を上げている企業も報道されています。都市部に住んでいれば毎日往復する通勤時間帯には野山の自然を眺め、休日には近くで釣りに興じたり、ハイキングできるので、心理的なストレスも少なくて都市部の生活とは比べられない程の生活ぶりだそうです。このように職住接近した生活に周囲の自然環境が加わると住まい方がこれほどに変わる実例ですが、わが国でもパソコンや情報通信端末機器が普及したので、首都圏に職場を構えて近隣から通勤する従来からの生活スタイルを見直せる業態が増えているはずです。
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