住まいに求めるもの、重視する点
住まいに求めるものは、人それぞれです。少々家賃が高くても、居心地の良い長く住める住まいが良いという人もいれば、アウトドア派なのでとにかく利便性重視、という人もいることでしょう。当面は貯金に励みたいので、少しでも家賃が安いところが良い、という人も多いと思います。何を重視するかは個人の自由ですので、他人がどう思おうと、本人が納得していれば良いことです。但し同居人がいるなら、住む人全員の意見を反映しなければ、後々不満が出てきてしまいます。新婚夫婦、同棲を始めるカップルは、よく話し合って、後に憂いを残さないことが大切です。だから私はここは嫌だと言ったのに、などと喧嘩の原因になりかねません。いろいろな住まいを見ていると、一体どこが良いのか分からなくなってくることも多いでしょう。こちらは綺麗で広くて気に入ったが家賃が高い、あちらは立地は良いが狭くて古い、と悩みは尽きません。そんな時は、住まいで過ごす時間の長さをひとつの基準にしてみると良いと思います。平日は仕事で家にいるのは夜だけ、休日は外出ばかり、というのであれば、居心地は二の次にして家賃の安いところを選ぶのも良い方法だと思います。お金はできるだけ貯めるに越したことはありません。なんらかの不満が出てきて引っ越したいと思っても、お金がなければそれも叶いません。貯金ができないほど家賃の高い物件は、よほどのことがない限り選ぶべきではありません。予算は少なめにし、その範囲で良い物件を探すようにしましょう。